メンテナンスが大事
富山県内でざっと20社くらいありますでしょうか。各社ともサービス内容はよく似ており特に価格設定は変わりがないようです。高齢化や住宅の耐久性のアップ、住む人の価値観も変わってきているためでしょうか、今後ますます需要もアップしてきそうです。
今までずっと一緒に過ごしてきたモノたちにもきっと心があるように思います。思い出もたくさん詰まっていることでしょう。
これからも変わらずに『かゆいところに手が届くサービス』と『古いものを大事にする暮らし』を応援いたします。
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天然木の家
最近、新築住宅の広告でもよく見かけますね。
この言葉、個人的には嫌いじゃないです。むしろ憧れます。
でも天然にこだわることや、既存の木材を破棄して新しい木材を使用することには少々、疑問に思うところもございます。
木材も種類によりますが、古い住宅などでは意外と立派な木材を使用して建てられていることが多くあります。おそらく住宅メーカーではなく、当時の地元の工務店さんの大工さんが、『土台にはこの木材、柱にはこの木材・・』というように吟味しながら丁寧に組み上げられたのでしょう。近年では、この大工さんの知識が『古臭い』といわれ、『新素材の使用やコストダウンの為の木材の利用』が新しく気持ち良いとされているようです。
現在の日本の建て替えの平均年数は約30年とのこと。
それは木材のせいではなく住む人の家族構成の変化によるものがほとんどです。
木材はメンテナンス次第で1000年持つ可能性もある素材です。
未だに科学では解明しきれず、もちろん工場では生産できません。
さらに木材には調湿性があります。イコール、使えば使うほど汚れます。
が、法隆寺の柱に使われている千年前のヒノキは一皮むいて磨くと、いまだにヒノキの香りがするそうです。
『古い、汚い、臭いから、解体処分して新品の天然木に!』・・・その前に少しだけ
'メンテナンス' してみて欲しい、と思うのでした。
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新築現場見学会
先日、ある大手のログハウス住宅の見学会に行ってきました。
なんだか久しぶりに新築の住宅を拝見し、ちょっと懐かしいやら(私、20年前は大手ハウスメーカーで新築住宅を扱っておりました。)ログの作り方に感心するやらで、非常に楽しかったです。が、同時にいろんな想いも蘇ってきました。
なぜ個人事業で独立することにしたのか。
そもそも衣食住には一生お金がかかります。とくに日本は、お給料の非常に多くの部分を『住』にあてられるのではないでしょうか。そして仕事として『住』に関わることでお客様のほぼ一生のお付き合いにもなりえるということ。
今までの知識や経験、技術などを常にお客様目線でお届けすることができれば・・
ですから、『すたいる・りふぉーむ』では、できるだけ多くの打ち合わせをさせて頂き、ご家族の思いをしっかり確認させていただいてから実際の工事に入らせていただいております。
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仲間
現場で度々感じます。
一見気難しそうな所謂がんこ職人さんは、大抵腕が良いです。
自分の持ち物をきちんと手入れしている職人さんは、大抵丁寧な仕事をしてくれます。
その人の人柄がそのまま表れる職人業。
築年数が古いお宅の工事の時は、当時の職人技に触れる機会が多くあります。
新築ではもう滅多に見られない欄間や、木の特徴を熟知し計算された骨組みなどは、ため息が出るほどです。
その技を何とか残せるよう工夫したリフォームにすることが、職人さんに対する私の敬意です。
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相棒
私の必需品3つ道具の一つ、“インパクトドライバー”
こいつは何でも出来る優れもの。
最近の工具は軽くて高性能。
しかし私は古いタイプを愛用しています。
まず第一に手に馴染んでいる!
リフォームは百件百色で現場によって様々です。
そんな数々の現場を共にしてきたこいつは、私の相棒です。
いつの日か皆様のお宅でも活躍することを楽しみにしております。
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瓦
全国的にみて屋根の 傷みが早い雪国富山県。
最近は瓦屋根が少なくなりましたが、県外の方から見るとあの分厚く黒い瓦は非常に風情がある風景だそうです。お城やお寺で見られる反りの入った瓦屋根を見ると職人技を感じますね~。
個人的には銀黒瓦がかっこよくて好きです。
しかし地元の人間としては、トタン屋根の方が維持管理が楽なんですけどね・・・
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屋根の上
最近では女性もDIYをされる方がいらっしゃいます。道具を用意して組み立てたり、まさにリフォームしてイメージ通りに仕上がると嬉しいものですよね。
しかし、男性でもなかなかできないリフォーム箇所があります。
それは、「屋根」。
現場で屋根に登ることがありますが、実は高い所は少々苦手・・・。
時には足がすくむこともあります。そんな時に限ってお客様に下から様子を見られていたり。立ち直れるまで点検している振りをしてなんとか平然を装っています。
「あんた、高い所好きなんだね~」などと言われますが、足の震えは作業ズボンのお陰で見えていないようです。
でもこの苦手さが、怪我や事故から救ってくれているのだと思っています。
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